Japanese, English

研究テーマ

Presented by Takuto YANAGIDA.
Updated: June 10, 2013.

体性感覚を利用した仮想ディスプレイ

VISBYE

携帯端末の画面サイズは,大画面になればそれだけ多くの情報を表示できますが,可搬性とのトレード・オフがあります.そこで,スマートフォンなどを用いて,その画面サイズよりも大きな画面をユーザの目の前に仮想的に表示するシステムを開発しています.従来のタッチ操作と比べ,表示内容の全体の把握が,体性感覚を伴う事により容易になることが期待されます.

人工知能を応用した画像処理

COSAF

地図や書籍,論文などの図といった情報の表現には,アート・デザインと媒体の二つの側面があるため,色覚障害を考慮した上での配色の調整には困難が伴い,最適な配色の組み合わせは容易には決定されません.この問題に対する取り組みとして,人工知能の一分野であるファジィ制約充足問題として定式化する手法を提案しています.

情報可視化の観点による生体情報の解析表示

MAVEP

UIの観点から,生体情報の自動解析と医師による診断を容易にすることを目指した生体情報のビジュアライゼーションに関する研究を行なっています.これまで,生体情報として健常者から取得した心電図(ECG)並びに容積脈波(PTG)を取り扱い,それらの特徴点を検出するアルゴリズムを開発しています.現在は,その効果的な可視化ツールの開発を行ない,長時間に渡る取得データから異常データを発見する際の,医師の負担軽減を目指しています.

X線CTにおける画像処理

CT

画像処理の研究として,X線CTにおける低ビュー時の画像再構成,並びに材料識別についての研究を行っています.また,今後,UIの研究として,再構成画像の有意表現について,すなわち,どのように画像を提示することがユーザにとって効果的であるかを検討し,その手法について研究する予定です.